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[anime] とらいあんぐるBLUE 下巻「貴方だけ……」
(2010.02.12)細かい瑕疵は見られるものの、
寝取られならではの魅力的なシチュエーション、巧みな場面転換にやられた作品
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<スタッフ>
レーベル:PoRO
原作:とらいあんぐるBLUE(原作:とらいあんぐるBLUE・LiLiM DARKNESS)
企画:いちもつ堂
プロデューサー:天手毛天
脚本:PON
キャラクター原案:綾瀬はづき
キャラクターデザイン:あらひでき
作画監督:KWON YONG SANG
監督/演出:野火止用太
アニメーション制作/製作/発売:PoRO
販売:株式会社エイ・ワン・シー
<あらすじ>
第一弾のヒット作「とらいあんぐるBLUE」の続編が登場!
あかねと京介の関係を知ってしまった麻人。
しかし、あかねに問いただすことのできないまま、ずるずると過ぎてしまう。
一方、あかねは麻人に悪いと思いつつも京介の巧みさに流され続けていた……
急な仕事で泊まり込みの麻人。その影でさらに京介との関係が深まるあかね。
そんな中、京介はあかねに「麻人とはもう別れろ」と迫る。突然のことに動揺するあかねに、「ヤツには女がいる」と畳み込む京介。
「そんなことない……麻人は……」
京介との関係に流されつつも、心の底では忘れてなかった麻人への想いが溢れ出すあかね。
だが、そのあかねの前には、朝方亜弓の部屋から出てくる麻人の姿があった……
ようやく安堵の日々が戻りつつあるのを感じる麻人……
あかねの笑顔を見つめながら、今までの悪夢を忘れてくれると 信じる姿をそっと見守る亜弓の姿があった……
初回限定版には特典としてコメンタリー風エロボイスCDを同梱、またBGMの有無が選択出来る「リアルエクスタシーVer」メニュー付で、音声と効果音のみの臨場感溢れるHシーンが体感できるぞ!
<感想>
結婚間近の初々しい同棲カップル麻人とあかねの元に転がり込んできた一人の男京介。
麻人がいない昼間、あかねと二人きりになった京介は
口八丁手八丁であかねを寝取ってしまう。
いけないと感じつつ、一度味わってしまった快楽から逃れることができず、
京介を何度も受け入れてしまうあかね。
二人の関係を知った麻人は、何とかあかねを取り戻そうと
あかねの姉、亜弓に相談に行くが……。
新進気鋭のレーベル「PoRO」が、野火止監督得意の「寝取られ」ジャンルで
勝負に挑んだアニメシリーズの下巻です。
アニメーションの質は相変わらず安定しています。
顔の凹凸が少ないが、身体の凹凸はバッチリな今風萌えデザインの女性キャラクターの身体を
あおり・俯瞰・接写・引きなど様々な角度からダイナミックに見せる手法は今回も健在。
平板な顔デザインのため、角度によってはつじつまが合わなかったり
稚拙だったりするカットも散見されますが、
そういうカットは得てして身体のむっちり感に目が行ってしまうような構図なので
あまり気になりません。
絵の細かい整合性はある程度無視してでも、女体の迫力を優先する見せ方は、
もはや野火止監督の定番。流石です。
■ 細切れに展開される様々なシチュエーション全てが魅力的
この作品、様々な寝取られシチュエーションが描かれてしましたが、
その全てがかなり魅力的です。
・後背位で京介にクンニされているあかね。
口では嫌がっていながら、片脚で京介の男根を擦り続ける。
身体と心がバラバラな事を象徴しつつ、しかもオリジナリティ溢れるプレイ。
・麻人があかねの服でオナニーに耽っている、
そのベッドの下に隠れて抱き合う京介とあかね。
ヘタレな麻人と大胆な京介の対比が明確にわかるシチュ。
麻人に気付かれてはいけない、しかし喘ぎ声が出そうになる――
その緊張感がまた良い感じ。
・夜、寝ている麻人の寝室のベランダで、派手に後背位。
月明かりの色彩が美しくエロい。
カーテン越しに映し出されるシルエットカットも良かった。
・朝、ベランダで洗濯物を干しつつ、会社に向かう麻人を明るく見送るあかねだが、
その背後には京介。尻だけ丸出しにされ後ろから突かれ捲り。
上半身は献身的な若奥様、下半身は肉欲の塊。そのギャップに興奮。
・裸エプロン姿でキッチンに腰をかけて京介に突かれまくるあかね。
裸エプロンは男の永遠のロマン。
生活臭を強烈に感じるキッチンという舞台も良い。
・買い物から帰ってきた直後、廊下に買い物袋を放り出し、
玄関でそのままセックス。まさに野獣。
・セーラー服を着たまま風呂場でシャワーを浴びせられ、
スケスケ状態で胸を揉みまくり。
制服フェチ、びしょぬれフェチ双方にとって美味しいシチュ。
描かれている全てのシーン、見所があって大興奮です。
ダイジェスト的な描写なのが勿体ないくらい。
どのシーンをとってもメインエロシーンとして一本アニメを作れそうなほどです。
また、それぞれの寝取られシーン、全て
「二人が愛を育んできたまさにその場所で行われている」という点にも注目。
それは、あかねの麻人に対する愛情をも蹂躙しているという事に他なりません。
まさに身と心、両面からの寝取られ。うーん。素晴らしい。
■ 細かい面での不満点
とは言え、細かい面では多少不満点がチラホラ。
ベッド下で隠れて抱き合っている時、あかねの口から思わず漏れてしまう喘ぎ声を
濃厚なディープキスで抑えさせる→あかねの身体が蕩けて京介に完全に身を任せるという
定番シーンがなかったし、
絶頂に至るまでの、ピストン運動の加速や切迫感などがイマイチ
(ただ、絶頂後もビクンビクン痙攣する女体はエロかった)。
また、麻人と京介の対決シーン。
京介は自分の肉棒をうっとりとしゃぶるあかねの姿を麻人に見せつけ、
さぁ、ついに恋人が見ている目の前での挿入、
あかねの派手な痴態、麻人の深い絶望――といった
本格的な寝取られシーンが見られるのかと思いきや、
そこでお助けマン亜弓登場。
京介、やくざに連行されてあっけなく退場……という展開も物足りませんでした。
という感じで、完全手放しで絶賛……とまではいかず、
この時点では、この作品の抜き評価は☆4つ。
■ あかねの姉「亜弓」寝取られシーンで☆ひとつアップ
抜き評価☆4つだったはずの作品が、何故☆5つになったのか、
それは自分好みのキャラ、気丈でしっかり者のあかねの姉「亜弓」の
寝取られシーンがあったからに他なりません。
自分、京介がやくざに連行された時点で、ここでストーリーは幕を閉じるんだと思い込み
「亜弓のエロシーンは無しか……。
相変わらずエロアニメを作っている人の考えている事は良く分からんなぁ」と
ガッカリしていました。
しかし次のシーンで新キャラ、浪人生の「亮太」が突然登場、
あかねを籠絡したと思ったら(ここまではエピローグ的シーンとして、ある程度想定内)、
次の瞬間、いきなり亜弓が新キャラにがっつりフェラをかましているシーン!
数カット前の、京介からあかねを守った際の気の強さはどこへやら、
もう既に亮太の前に膝まづき、美味しそうに目の前に突きだされた肉棒を頬張っています。
気丈キャラの突然の変貌ぶり、その落差は
数年前に発売されたエロアニメの名作、
土支田板三監督の「秘湯めぐり」(下巻早く出してくれ!)の冒頭シーン、
「私、そんなに軽くないのよ」と従業員にさわやかに言い放った次のカットで、
いきなりイケメンの男性客にがっつり抱かれてアヘアヘ言っている若女将の姿を見た時の
衝撃を思い出しました。
亜弓凌辱シーン自体は、フェラ&片脚あげての後背位、アナル・ヴァギナ挿入というもの。
それなりに良く出来てはいたものの、絶賛するほどのシーンではなかったのですが、
(と言っても、好みだったキャラのエロシーンというだけで個人的には興奮。
特に髪をつかんで顔を上げさせるという嗜虐カットは大ヒット!)
ストーリーがひと段落ついた所の一瞬の気の緩みを狙った、
突然の急転直下なエロ展開に、まんまとやられてしまいました。
正直言うと、亜弓を籠絡するのは、
ポッと出の新キャラなんかよりは、この作品で終始ヒール役だった京介の方が、
寝取られならではの屈辱感・絶望感が鮮明になり、
もっと興奮できたのではないかと思う面がなくはありませんが、
衝撃という面からすれば、こちらの方が強烈に印象に残ります。
いやはや、エイ・ワン・シーの土支田&野火止監督はこういう構成・場面転換が絶妙ですなぁ。
細かい瑕疵は見られるものの、
寝取られならではの魅力的なシチュエーション、巧みな場面転換にやられました。
制作スタッフの手の平でまんまと踊らされた作品でした。
■ 他に気付いた点
・単純なエロシーンにもちょっとした工夫があるので、見ていて楽しい。
シーツを噛んで喘ぎ声を我慢するとか、
後ろにまわした腕を取って後ろから突くとか
膝で男根を圧迫するとか、足首をつかんで足コキさせるとか。
・片乳放り出しはもはやPoRO作品の定番になってしまったので、
もはや目新しくはない。
・野火止監督作品で描かれる肉棒はいつも凄く硬そう。
舌先で亀頭を嬲ると肉棒全体が根元から動くので、それだけでなかなかの迫力。
・あかねの衣装ってあまりにも可愛い過ぎて、ちょっと場違いなような気がするが……。
寝る時も、頭に付けたでかいリボンを取らないし。まぁこれも時代の要請か……。
・エロ台詞をちょっと吐き過ぎなような気もするが、
この作品にとってはそれが味になっている気も。
・このブログで紹介したエロアニメで、抜き評価☆5つ作品は今の所3つ。
どれもエイ・ワン・シーの土支田&野火止ラインの作品ばかり。
3つ全て、自分の嗜好にはあまりフィットしていないはずの萌え・調教・寝取られ作品。
という事は、このスタッフは個人的趣味・嗜好に捉われない良作品を
コンスタントに産み出しているんだなと感心
(ただ単に、自分の嗜好に合った「凌辱モノ」作品は見る目が厳しくなるが故に評価も厳しくなるが、
「萌え・調教・寝取られモノ」は自分の嗜好に合わないので自然と評価が甘くなっているだけ……
という気もしますが)。
<気に入ったカット>(クリックで拡大・コメント付き)
・あかね
・オマケ
<他の方の感想>(クリックで拡大・コメント付き)
・transparency 透-架様
エロシーンの台詞や動きについて深く考察されています。
いやぁ、分かりやすくて頷く所が多いです。
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